ゲイ（ホモ）さんと女装子さん（女装者）は仲が悪い！？なぜゲイと女装はハッテンバで相容れないのか。

ゲイ（ホモ）さんと女装子さんは公園や、映画館、サウナなどでは住み分けが行われている場合が多いです。
有名なケースでいうと、浅草２４会館などは女装子さんが入れるエリア以外への
女装子さんの入室は厳禁とされていたり、多くの女装ニューハーフ出会いコミュニティ公園
でも「西側はゲイさんエリア、東側は女装子さんエリア」などと住み分けが行われたりしています。
ゲイさんと女装子さんは、仲が悪い3つの理由とは？
ホモさんと女装子さんの違いなどから解説してみたいと思います。

■ゲイ（ホモ）さんと女装子さん（女装者）は仲が悪い！？なぜゲイと女装はハッテンバで相容れないのか。

ゲイさんと女装子さんは、同じハッテンバを利用していても
あまりコミュニケーションすることがない場合が多かったり、
女装子さんとゲイさんがケンカしたり、ゲイさんと女装子さんは仲が悪いあるいは、
相容れない関係であることが常識になっています。それはなぜなのでしょうか？

■ゲイさんは男性が性対象。女装子さんは性対象外。

ゲイさんは男性が性対象！！
ネイティブ性別は男性でも「女」になってる女装子さんは
性対象外！

■性対象が男性

ゲイさんは、男性が性対象になります。純男です。
だから、セクシャリティが男性で、ジェンダーも男性の方が基本的な性対象です。
女性が男性を好むように、ゲイさんは男性を好むのです。

だから、女装子さんはセクシャリティは男性ですが、
女性的な格好をし、仕草や行動を女性的にします（いわゆる、ジェンダー女性になる）。
なので、女装子さんは、ゲイさんの性対象ではない場合が多いです。

■「女性」嫌いなゲイさん。女性嫌悪。

ゲイさんのもうひとつ大きな特徴として、「女性嫌い」な方も多いです。
（全員がそうではない）
「女」にまつわるものを毛嫌いする方が多いのです。
もちろん、あからさまに、女性を見ただけで喧嘩をふっかけるような
ゲイさんはいませんが、心の奥では女性に対して嫌悪感を抱いている方も多いです。

■ゲイさんからすると、女装子さんはもったいない！？

ゲイさんの立場からすると、女装子さんはもったいないんです。
せっかく男性に生まれているのに、なぜ「女性」になるんだ！という感覚です。

たとえば、あなたがノンケの男性で、「この人いいなー」と思う女性がいるとします。
その女性がわざわざ男性になったら、
「え、なぜ・・・・・？」
「なぜ！！女性のままのほうがいいのに！」となりませんか？
ホモさんからすると、性対象が男性なだけで、これとまったく同じ感覚なんです。

女装子さんをみると、
「なぜ！男性のままのほうがいいのに！（なんで女装するんだ！）」となるんです。
いわゆる、MOTTAINAI(もったいない）ってやつです。
でも、もったいないというだけで、なぜゲイさんと女装子さんは相容れないのでしょうか？

■ゲイさんにとって女装子さんがライバルになってしまう

女装子さんもタイプによりますが、男性を性対象にします。
なので、ゲイさんにとって、女装子さんは同じ男性を性対象とするため、ライバルになっちゃうんです。

たとえば、ハッテンバなどでも、女装子さんの存在で、
男性が女装子さんにいってしまう場合があるため、男性の取り合いになってしまうのです。
しかし、厳密にはこの認識は全く誤っています。

そもそも、女装子さんねらいの男性はゲイさんにはいきませんし、
ゲイさんねらいの男性は女装子さんにはいきません。
なので、男性という同じ性別の人間をとりあうことにはなりますが、
その中でも違うタイプの男性を相手にするため、そもそも女装子さんは、ゲイさんにとってはライバルではないのです。

だから浅草２４などは女装子さんとホモさんのエリアは分かれていますし、
公園や映画感でも「暗黙の了解」でゾーンが分かれていたりします。

■まとめ：仲が悪いなんてもったいない。同じマイノリティなんだから仲良くしたいなぁ。

１．ゲイさんにとって女装子さんは性対象外
２．ゲイさんからすると女装子さんはもったいない存在
３・ゲイさんにとって女装子さんはライバルになる！

正直、場所によっては女装子さんとホモさんが牽制しあっているような場所もあります。。。
一方で、性対象の違いを超えて、女装業界人とゲイさん同士が仲良くしている場所があることも事実です。

われわれは理性と知性をもった人間なんだから、同じマイノリティとして、
仲良くやっていけばいいと思います。
ホモさんも女装子さんも性対象などのタイプが違うだけ。
ノンケや世間に「マイノリティを差別しないでほしい」と訴えるなら、
マイノリティ同士も差別せず、お互いを理解しあっていけばいいと思います。