ブルマーという体操着が大好きな男性・女装子さんは
多いですが、ブルマーという体操着が教育現場から絶滅してはや10年以上。
もはやブルマーは教育現場から絶滅したというのに、
ブルマーが好きな男性・女装子さんたちはいまだに
「ブルマーの幻影」を追いかけ続けています。
それは、ブルマー絶滅前に教育現場でリアルに
女子生徒のブルマーが日常的だった30代以降の世代にとっての
ブルマーをひもとけば、わかるのです!!
もくじ
現在の30代以降の世代にとって「ブルマー」は身近に感じる初めての「女性ジェンダーを視覚的に際立たせる」衣服なのだ
私も小学校のころ、女子生徒たちの体操服は
「密着型ブルマー」でした。
30代以降のブルマ好き男性や女装子さんは、
ブルマーが教育現場からなくなった今でも、
「ブルマーの幻影」を追いかけ続けています。
なぜそこまでブルマーにこだわるのか!?
なぜそこまでブルマーに執着してしまうのか!?
ブルマー絶滅前。ブルマーの歴史
今じゃもう、教育現場からブルマーは絶滅してしまっています。
今でも、一部の女子生徒は「下着を隠す目的」でブルマーを着用していたり、
陸上女子が試合着として陸上ブルマーを着用していたりはしますが、
「教育現場における制服としての女性用体操着としてのブルマー」は
すでになくなっています。
ちなみに、ブルマーの歴史というのは、1900年明治時代にさかのぼります。
約100年程度の寿命だったブルマー。
<ブルマーの歴史>
1900年代:ちょうちん型ブルマー導入
1960年代:密着型ブルマー導入
1990年代:ブルマーフェチ問題発生
1990年代後半:ブルマー採用校減少
2000年代前半:ブルマー採用校絶滅
ちょうちん型ブルマー
画像出典元
密着型ブルマー
この密着型ブルマーは、おしりの付け根を出し、
おしりの形をそのまま出すような、いわば下着同然の衣服であったが、
女子用の体操服として、ほぼすべての学校において採用されました。
この下着同然の密着型ブルマーの着用には、多くの女性、女子たちのあいだから
「いやだ」という声があげられていましたが・・・
1990年代になり密着型ブルマーが完全に姿を消すまでの30年間ものあいだ、
女子の体操服として採用されていたのです。しかし、1990年代に入り、この密着型ブルマーは姿を消します。
この密着型ブルマーの使用済みが販売されたり、運動会に密着型ブルマー姿の女子を盗撮する方がいたりするなど、
密着型ブルマーに対する性的な目が問題視されたことにより、ブルマー廃止運動が起こったためです。
現在35~50代の方々が学生時代の頃は、まだ「体育」の時間では、女子は密着型ブルマーを
体操服として着用していたと思います。
しかし、20代の方々が学生時代の頃には、徐々に密着型ブルマーが廃止になり、
現在、この密着型ブルマーを体操服として指定している学校は日本には存在しません。
つまり、2000年代前半にはブルマーは絶滅しているので、
1999年、2000年以前に最低でも小学校に入学していない層
=1~29歳くらいまで
の層は、ブルマーが教育現場で採用されている場面に遭遇していないことになります。
今の30代以上の層しか、ブルマーが教育現場で採用されている場面に遭遇していないのです。
私が今30歳ですが、私の場合ですら、
小学校1年生~4年生:全女子生徒ブルマー
小学5年生:ブルマー廃止・移行期間
小学6年生:ブルマー全廃止
私が小学6年生のころには、
ブルマーは廃止され、女子児童の9割はハーフパンツをはいていました。
そして、この教育現場におけるブルマーが、
一部のブルマーフェチの心の中にいつまでも残る理由が…
30代以降にとって、初めて目にする「日常的に目にする女性ジェンダーを視覚的に際立たせる」衣服、それがブルマーだ
それは、ブルマーが廃止される前に幼稚園や小学校に通っていた「30代以降の世代」にとって、
ブルマーは初めて目にする「日常的に目にする女性ジェンダーを視覚的に際立たせる」衣服だったのです。
日常的に目にする女性ジェンダーを視覚的に際立たせるものは、
・制服
・ブルマー
・スクール水着
などがありますが、
制服などは幼稚園で目にする人もいれば、しない人もいます。
制服のない幼稚園もあるし、
まだ異性に対する目覚めもない場合が多いです。
スクール水着は夏季限定で日常的に目にするものではありません。
しかも、小学校の場合でも早くてもプール授業開始は6月です…
そう、まさに30代以降世代にとって、
最も共通して、一番最初に目にする「日常的に女性ジェンダーを視覚的に際立たせる衣服」
こそが小学校の体育の授業のブルマーなのです!!
ブルマーは男子児童が絶対に身に着けません。
女子児童だけが強制的に身につけさせられる体育の授業時の制服です。
小学校時に制服のある学校もありますが、ない学校の方が多いでしょう。
でも体育だけは、全員一律の、
男子児童であればハーフパンツ、女子児童であれば密着型ブルマーと
明確に男女で区画される、人生で最初の「制服」だったりするのです。
・男性であるがゆえにはけない「ブルマー」
・男性にとって禁じられたブルマー
・それを身に着ける女性という異性の意識
・そして視覚的に異性を、ブルマーと肢体のコントラストで映し出すブルマー
これらの理由が複雑にからみあって、
ブルマーへの性的執着心=フェティシズム
を生んでいるんだと思います。
男性であるがゆえに、禁じられたブルマー。禁止命令・異性への意識・ブルマーと肢体のコントラストが混ざり合った「ブルマーフェティシズム」
私もそうです。
「女装ワールドコラム」の「私の女装遍歴」の記事でも書きましたが、
私は小学生のころ、女子児童がはく「ブルマー」に激しい嫉妬心を覚えました。
なぜなんだ?
なぜ女子だけがあの濃紺の密着したブルマーをはけるのだ?
なぜなんだ?
体育の時間が本当にストレスでした。
少年時代のクリハラチアキにつきつけられた、
男女ジェンダー差という強烈な記憶…
そして、女子児童の肢体をおしげもなく「濃紺バランス」で魅力的に映す
ブルマーという衣服…
その強烈な記憶は、私の心の中に今でも「ブルマーの幻影」を
ともし続けています。
男性であるがゆえに禁じられたブルマー=禁止命令
異性の存在=その異性がしか身に着けてはいけない
そして、
ブルマーと肢体のコントラスト…
これが複雑に混ざり合ってしまうと…
これはもう一生モノのお付き合いになりそうです。
いいじゃないですか!
全国のブルマーフェチのみなさん。
一生、ブルマーの幻影をともしつづけようではありませんか!
そう、30代以降の人たちにとってのブルマー。
あ、もちろん30代以降の人たちでもブルマーに全然興味のない人の方がおおいですよw
でも、もしあなたが「本当はブルマーが大好き」であることに罪悪感を覚えていたり、
隠すべきものだと思っているのであれば、
そんなことはありません。
ブルマーの幻影をいつまでも追いかけてしまうのは、
何も異常なことではない!!!
小学校という異性と日常を共にする空間に、
思春期前の「異性に興味を持ち始める」ときに
「禁じられたブルマー」なんてものを投入されて、
しかも密着して女性の肢体を魅力的に映す衣服に…
惹かれないはずがないじゃないか!
本日もお読みいただきありがとうございました。