着エロという言葉をご存じだろうか?
着エロというのは、衣服を着用したまま性行為及びそれに準ずる行為を行うことを言うのだが、
女装子さんの性行為=ハッテン行為においては、
着エロ派が非常に多い。
とくに女装子さんのニーズとして「ストッキングは履いたままがいい」
「ブラジャーはつけたままがいい」「制服を着たままがいい」などさまざま分かれるが、
明らかにマジョリティの世界に比べて着エロ率は高いはずだ。その実情考察と理由について書いてみた。
この記事書いた人
くりりん
もくじ
女装子のハッテンは着エロが多め。女装子「脱がされると萎える」
脱がされると萎える…
こんな声をよく聞きます。
ということは…!?
脱がしたい男性が多いけど、
脱がされたくない女装子さんが多いという非マッチングがあるのか!?
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実際、女装界隈では着エロ派が多い気がする。
それはなぜ?みんなの着エロ事情は?その理由は?
着エロの方がいい!という女装子さん・チェイサーの声をまとめてみた。
着エロの方がいい!!!
という理由は千差万別ですが、
「着エロがいい!そうじゃないと興奮できない」という点では同じです。
それぞれの声をまとめました。
女装子さんの声
・私はストッキングは絶対に脱がされたくないです。
ハッテンしてる間ストッキング脚を見ながら同時に興奮します。
だから相手の男性も私のスト脚に興奮してくれないと気持ちが下がります。
ストッキングを脱いだ状態でもハッテンしようと思えばできますが…
興奮度は全然違います…履いてないと興奮度10分の1くらいです。
(30代女装子さん)
・私は服とかは脱いでもいいのですが、パンティーだけは絶対に脱がされたくありません。
パンティーの横から男性器を出した状態でやりたいです。
やりやすいようにTバックをはくのもそれです。
なぜかパンティーを脱ぐと興奮できないんですよ。。。(30代女装子さん)
・私はセーラー服を着たままでないと興奮できません。
セーラー服を脱がそうとしてくる男性がいますけど全く理解できません。。。
それじゃ興奮できないよ!!!って言うのもなんか違うし…(50代女装子さん)
チェイサーさん
・完全に脱がせると、言い方は悪いですけど男性じゃないですか。。。
だから完全に脱がせることはないですね(50代チェイサー)
・ぼくは脚フェチなので、生足にはなってもらいますけど、
それ以外の衣服は着ててもらいたいです。
完全に脱がれるとたまに何やってるのかって思ってしまい萎えてしまうことがありまして
(50代チェイサー)
・ストフェチなので脱がせません。
衣服は脱いでもらいたいですが、ストッキングだけは脱いでほしくない派です。
(40代チェイサー)
結局、
・脱がないでほしい!という衣服にはバラツキがある
・その脱がないでほしいと思う衣服は着用しててほしい
・もしそれがないと興奮度が下がる
ということですね!!!
女装子に着エロ派が多い理由。元男性である女装子さんが女装という足し算で「女」になる。衣服は「女」をまとう重要な要素なのだ
女装子さんの多くは、こころもからだも男性である「趣味女装子」である。
性自認は「男性」である場合が多い。
いわゆるオートガイネフィリアの場合が多い。
そして、男性である自分に足し算をしていく。
元の自分+化粧+ウィッグ+好きな服+ストッキング+香水…=女の自分
なのである。
この計算式の中で、どの要素が一番「女になってる感」を味わえるのか、
チェイサーさんであれば「どの部分があれば女を感じれるのか」というポイントで決まるのだ。
たとえば、セーラー服が大好きでセーラー服を見るだけで興奮してしまう
セーラー服フェチのAG女装子さんがいたとしよう。
すると計算式はこんな感じ。
元の自分(0)+化粧(5)+ウィッグ(20)+好きな服(1000)+ストッキング(0)+香水(0)…=女の自分(1025)
こんな女度評価だとしよう。
すると、セーラー服を脱がされた瞬間に、
元の自分(0)+化粧(5)+ウィッグ(20)+好きな服(1000→0)+ストッキング(0)+香水(0)…=女の自分(1025→25)
あくまで数字は適当なのだが、イメージとしてはこんなカンジなのだ。
絶対にこれは外せない!!!!!!!!
というポイントがないと性的に興奮できないし、テンションも下がるのだ。
そのポイントの多くが、
・制服
・フェチに感じる衣服
・ストッキング、靴下等
・ランジェリー等
に集中していることが多いため、
着エロ派が多いのだ!!
「脱がせたくない」ポイントが違うことによるハッテンマッチングミス
結局、
男性であるチェイサーさんも「すべて脱がせると男じゃん、だからいやだ」だし、
女装子さんも「すべて脱ぐと興奮できない」だから、
あれ・・・
みんな着エロ派だしいいじゃん!!!!!!
・・・と思いがちですが、
実際現場では、「ハッテンニーズの非マッチング」が起こってしまっています。
なぜなのか?
結局、「これは脱がさないで!!!!」というポイントが人それぞれ違うからなのだ。
たとえば、
ストッキングだけは脱がされたくない女装子さん
と
生脚がいいけど、ブラジャーはつけててほしいチェイサーさん
がハッテンする際、「お互い着エロである点は一緒だけど、
脱がされたくない衣服が違う!!!」
こうなると、完全にハッテンニーズの非マッチングが起こってしまう。
ストッキングだけは絶対に脱ぎたくない女装子さんなのに、
その女装子さんを抱くチェイサーさんは生足が絶対いい!けどブラジャーははめてね!
完全に合っていない。
なので、お互いの満足度が高いハッテン行為を行うときは、
・事前に何フェチなのかを必ず確認して置く
というフェーズが重要になってくることがわかる。
もちろんフェチによっては妥協点も見いだせる。
せっかく限られた時間に女になってる女装子さんからすれば、
1度のハッテンで可能な限り満足度の高いものにしたいのが本音だ。
妥協は許されない!
とはいえ、「私はストッキングフェチなのでハッテン中絶対に脱がさないでね!」
といきなり言うのもはばかれる方もいるので、
今後チェイサーさんは「ぼく〇〇フェチなんだよね」とハッテン目的の場合は、
明確に宣言してもらいたいと思う。
その上で女装子さんも宣言すれば自然な流れになりやすい。
その上で、マッチングできなければ、よりマッチングできそうな相手を
探すために「戦略的なハッテン拒否」が可能になるだろう。
着エロ派と一言で言っても結局は「何を脱がされたくないのか」というフェチのポイントの一致が女装子ハッテンには大切なのだ
いかがでしたか?
あなたは、何フェチ?
そこに忠実になり、それを表明し、
できれば非マッチングの悲劇を1つでも減らしたい…
そうは思わないだろうか。
私は思う。
今日も日本の、いや世界のどこかで、
男と女はハッテンしている。
そこに生まれる何色ともわからない
淫靡な性の炎。
その炎は激しく燃え上がるべきだし、
妥協という水をかけてはならない。
みなさまのよいハッテンをお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。